今日の双子たち: ふたこい 06: 夏のロケット

Date: Thu, 11 Nov 2004 02:17:32 +0900
From: Fukapon
Subject: 今日の双子たち: ふたこい 06: 夏のロケット

 ペンギンにゃ、みなさん。 てひひひひ〜、Fukaponですぅ。

 わからないんだよ、どうしても。

 小学生の時の夢なんて。 そう思っているのは、僕なのかな。 実現できるなら、実現したい。 星を見つけて名前を付ける、それができるなら。 今だってそう思う。 でも現実は、なんて、言い訳か。 テスト勉強一つできない僕が何を言ったところで、あいつには...。

 薫子ちゃん、菫子ちゃんだって、優也みたいなヤツを選ぶよ。 僕がなんと言おうと、薫子ちゃんは...。

 それで結局、あの態。 何に腹を立てているのかもわからずに、薫子ちゃんにあたっちゃって...。 もっと格好悪い自分を見せてどうするんだよ...。

 第6話「夏のロケット」。 今週は本当に、自分の過去を観ているよう。

 私は望ちゃんタイプでした。 タイプと言うより、まさに望ちゃんそのものと言えるかも知れません。 ...いや、それ以下、ですかね。

 小学生の時分すでに、将来の夢なんてものがありませんでした。 そーゆー人なら逆にその後、なんてこともなく、中学、高校でも将来のことなんて考えませんでしたし、聞かれるのは凄く嫌でした。 本当に、わからないとしか言いようがなかったのですが、自分のことでわからないなんて答えが許される場面はそうそう多くもありません。 ...思い返せば、この手のことで小学校では先生に怒られましたよ。 将来の夢なんて、空欄にさせてくれればいいのに。

 中学3年生の夏、望ちゃんたちよりもずっと勉強はしていました。 毎日夏期講習、でしたね。 そのころには学校でハイエンドな位置にいましたが、全国という枠の中では中途半端な成績。 上の下みたいなところで、全然わからない授業を受け、全然わからない模試を受け...。

 それでもやはり、どこの高校に行きたいのかと聞かれれば、まだ決まっていないというのが本音。 将来の夢なんか当然ありませんから、優也のような高校の選び方もできなかったんですね。

 これって、凄く不安なんですよ。 周りが次々自分の行けない場所へ行っちゃうんですから。 あたしだって、一人になるのは怖い。 できることならあたしだって行きたい。 できることなら将来の夢だって持ちたいし、行きたい学校だって欲しいんです。 でも、将来を選択できないって現実は、そうそう変えられることじゃありませんでした。 なぜなのかはわかりませんが、それこそそれが、現実でした。

 ...暗いですね(^^; 今の私からは想像できないほどに(笑。 いや、当時も明るかったんですよ。 そう、なんで明るかったのか、結局どうしたかと言うと。

 わからないものはわからないし、決められないものは決められない、選べないものは選べない。 ならば、わからない、決めない、選ばない。 って道を選びました(^^; かつて選べなかった一番険しいかも知れないこの道を、選べるようにはなっていたんですね。

 高校/大学進学時には、将来の選択肢が多くなりそうな選択を。 いつか将来を決める日が来るだろうから、そのときという将来のためにがんばろう。 将来の夢はなくても、今日、明日やりたいことはあるんだからそれをやろう。

 って思うと、何でもできちゃう動力にはなるんですよ(^^; 将来の夢とかを強く抱くって、結局、理想の自分を常に追い続けるってことなんでしょうね。 その理想から遠のいてしまったとき、落ち込む人って多いと思う。 ...でも、理想がなければそれもないんで(笑。 いつでも笑顔(^^; 常にフルスロットル(笑

 今は、やっと、夢見るようになりました。 双子と一緒の夜...(違

 結局、夢なんてないけど、次にやりたいことはいっぱいあります。 それで、いいよね(^^;

 さて、他人が読んでも自分が読んでもわかりづらい文章を続けるのはこの辺でやめにして(^^;

 一夏の恋、か。 なんてため息が出そうな感じで、いよいよ滑り出しましたね。 一条姉妹はそろそろ、望ちゃんのことを意識しているんでしょう。 「お嫁さんになりたい」という幼い頃の言葉が、今の気持ちに気づかせたのかも知れません。 卒業アルバムの夢を叶えるヤツなんて、そうそういない。 そんな言葉を聞いても、未だに忘れられないその言葉に。

 それでも自分たちは優也と仲良くしちゃって平気なあたりが、一条姉妹か?(^^; 彼女たちには友達と恋人は別という概念が無意識ながらも明確にあるんでしょうが、それって、ねぇ(^^;; 望ちゃん可哀相(笑

 桜月姉妹は、まだまだ恋愛とは遠い位置にいるのかなぁ。 やっぱり、お嬢様が世間に出てfall in loveってシナリオは、その距離を埋める展開が難しいんですよね。 来週の別荘で、事が起こるのか?(^^; って、やっぱり、一つのイベントでどーのってのは無理矢理だよなぁ。 ...みやびさんの活躍に期待(ぉ

 次週「真夏の宝石箱」、輝きは、望ちゃんの瞳に?

 ちなみに私も中学生の頃、他の男の子と仲良くする女の子に微妙な想いを抱いたことがありますが...。 恋愛なんかとは違うものだったように思います。

 最近もふと思いました。 やっぱり、恋なんてしない人なんだなって(^^;;

 今日の教え。 私には何かが欠落している、そーゆーことなんでしょう(^^; ま、欠落しちゃっているものは仕方ないんですよね。 少なくとも、今、欠落している事実は変えられない。

 そんなことで悩むぐらいなら、お洋服作りましょ(笑