今日の双子たち: ふたこい 12: バレンタイン・パニック

Date: Thu, 23 Dec 2004 02:01:23 +0900
From: Fukapon
Subject: 今日の双子たち: ふたこい 12: バレンタイン・パニック

 ペンギンにゃ、みなさん。 てひひひひ〜、Fukaponですぅ。

 嘘をついてまで、好きにはなれないよ。

 こんなはずじゃなかったと言うつもりなんてない。 そんなことはあり得ないのだから。 でも、まさか、薫子ちゃん菫子ちゃんから告白されるなんて...。

 嘘だ。 待っていたのかも知れない、イヤ、待っていたんだ。 キラちゃんユラちゃんはとてもいい子だなんて言っておきながら、本当はそれほど想っているわけでもなく。 薫子ちゃん菫子ちゃんに告白されたなら。 そう踏んでいたんだ。

 そして、傷つけた。 そんな僕が、薫子ちゃん菫子ちゃんに応えるなんてできないよ。 そう、そんなことはあっちゃいけないんだ。 僕が望んだのは、僕をまっすぐに見つめる薫子ちゃんと、薫子ちゃんだけを見つめる僕。 そうでなければ、ダメなんだよ...。

 今日は終始、緊張しっぱなしでしたよ(^^;

 「バレンタイン・パニック」なんて騒動に巻き込まれてみたいっ、と想ったりするのも事実ではありますが...(^^; 望と入れ替わることに私が耐えられるのかはわからないというのも事実です。

 望ちゃんの場合、言ってみればこれ以上ない好条件。 望ちゃんから考えても、外的要因は完璧でしょう。 でも、想いと違う、描いていた理想との違いに選ぶことができない現実。 私にはそんな経験がありませんが...。 その曖昧さというか、切なさはわからなくもありません(ぉ

 結局曖昧なままにした私のようにならないで欲しい。 世に言うほど後悔はしないと思う。 けれども、その経験は変えられず、どうしたって自分の一部になってしまうから。 曖昧なままでもきっとそこそこにやりきれる、そのことを自分が覚えてしまったら、取り返しはつかないから...。

 キラちゃんユラちゃん、薫子ちゃん菫子ちゃんは凄いよ。 本当に。 誰にでも、私にもあるんですよね、まっすぐに歩くためには崩さねばならない壁が。 そして、用意された、よく知っている抜け道が。 好きという気持ち、それを伝えること。 それだけのこと。 私にはできない気がします。

 次回はいよいよ最終回、「春遠からじ…」。

 望は次の刹那、どうするのか。 本当に楽しみです。 そして、望=私の想いは、むろん薫子ちゃんにあります。 おそらくは曖昧にするよりもずっとつらいと想うけど、ハッキリとその気持ちを伝えて欲しい。 そうすることでひょっとしたら薫子ちゃんの手すら離れていってしまうのかも知れないけど、嘘はつかないで欲しい。

 そしてキラちゃんユラちゃんはあたしがいただきます(笑。 正直申しますと、チョコレートを渡す薫子ちゃん菫子ちゃんには揺れましたが(爆

 メリークリスマス。 ちょっと早いのですが、明後日はもうイヴです。 クリスマスがこんなに怖くないのは、何年かぶりです(^^; もう完全に諦め。 今年は年末の衣装にすべてをかけます!(^^;;

 では、来週、沖縄から帰ってこられることを祈って。 望ちゃんが「好き」という気持ちを覚えられることを祈って。

 恋せぬ乙女は、観られぬ夢の世界で、渡せぬチョコを渡します。 おやすみなさい。