今日の双子たち: ふたこい 13: 春遠からじ…

Date: Thu, 30 Dec 2004 02:32:23 +0900
From: Fukapon
Subject: 今日の双子たち: ふたこい 13: 春遠からじ…

 ペンギンにゃ、みなさん。 てひひひひ〜、Fukaponですぅ。

 これから好きになっても、いいですか。

 ごめん、キラちゃん、ユラちゃん。 二人のことが嫌いとか、そんなんじゃないけど。 でも、どうしても薫子ちゃん、菫子ちゃんのことが気になるんだ。 二人といるときも、二人のことが気になっていた...。 本当にごめん。 だから、今、気持ちを伝えるよ。 キラちゃん、ユラちゃん。 つきあうことは、できない。

 ごめん、薫子ちゃん、菫子ちゃん。 二人のことが好きか、まだわからないんだけど。 どんなときも、気になるから。 その気持ちが「好き」なのかも知れない、そう思えるから。 こんな僕でも、これから二人のことを好きになってみたいから。 薫子ちゃん、菫子ちゃん。 つきあって、くれませんか。

 最終話。 大団円ではありましたが、ラブコメとしてはハッピーエンドではありませんでしたね。 これには驚きです。 富沢信雄監督、そしてスタッフの方々に惜しみない拍手を送ります。 展開としてはこちらの方が素直で、それこそ過去と重なる人も多いことでしょう(^^; まぁ、全く同じ状態だった人はいないと信じたいのですが(^^;;

 中学生ぐらいなら女の子の方がちょっと大人、気持ちに気づいて整理するのも、女の子の方がうまい。 大好きな望ちゃんを察して、つらい言葉を言わせないであげる。 それって望ちゃんのためにはならないぞっ、なぁんて思っちゃいますが、彼女たちは望の母親やお姉さんじゃありませんからね。 恋愛候補生(笑。 ならば、そんな行動も甘く見えます。

 最後の望ちゃん心模様日記では、逆に不自然に、一条姉妹を選んでみました。 アニメの中での望ちゃんの選択がベストだとは思いませんが、きっと私もああしたのだろうと思います。 でもアレって、やっぱり勇気が足りない面もあるんじゃないかなって。 「好き」になるってことも、生まれたときから知っている人なんていないと思う。 だから、誰でも最初は、好きになることから始めないとね。 ハッキリしない気持ちがなんなのか、それを知るために一歩を踏み出すことも、大切。 10年近く前に中学3年生だった私は、思うのです(^^;

 ま、望ちゃんも無意識にわかっているとは思うんですけどね。 みやびさんに言われ、一条姉妹にも間接的にしろ言われ。 一条姉妹の剣持さんへの言葉は、うまかったですね。 そう重ねてきますか、と。 チョコをもらった相手にアレ言われたら、さすがに効果絶大でしょう(^^;

 最後の最後、全員集合については何も触れまい(笑。 アレをやらないと怒られるのでしょう(爆。 悪くはなかったと思いますが。 これもまた、妙技が光ったと言いましょうか。 桃衣先生の厳しいお言葉が、うまく対比をなして現実にバランスしていました。

 ぁ、これはチェキしておかないと。 剣持さんを追いかける自転車のチェーンがはずれ、転倒した望ちゃん。 怪我がなくて本当によかったよ(^^; アレを見た瞬間、バイクで転倒したときの光景が...(苦笑。 草の茂る河原へ投げ飛ばされたからよかったものの、アスファルトの路面に叩きつけられてたら洒落にならんぞ。 救急車は確実。 もう、あんな無茶しないでね。

 さぁ、そろそろお別れです。 ...『双恋 -ふたこい-』レポートでは(^^;

 シスプリの後継作品ということで、手堅く萌え路線で来るかと思っていたんですけどね。 蓋を開けてみれば萌えではなく、G'sのインタビュー記事などでスタッフが常に語っていた「等身大の中学生」を描いた、しっかりした成長記録でした。 あの原作からよくこんなものを創ったな。 本当に感心します。

 あたしはこーゆーのが大好きなので、この『双恋 -ふたこい-』には「よくできました」をあげたいです(^^; 今年の優秀作品だったのは間違いないでしょう。 最優秀かと言われると、同系統の『うた∽かた』が一枚上手かなぁ、とゆー気もしますが(^^;; これは、作品の方向性の限界と言うか、私の評価基準ではそもそも勝てないと言うか。 方やどこにでもある現実を描き、方やありそうでない仮想現実を描いた。 アニメとしては、後者を高く評価してしまう私をお許しください。 本当に、これだけの差だったと思います。

 では、みなさま。 おやすみなさい。

 私は結局できあがらなかった桜月姉妹の制服を夢に、双恋放映開始直前に縫製が終わった御子柴玲亜の衣装にアイロンをかけるとしましょう(^^;

 ぁー、チョコレートあげてみたいなー(爆