恋Q! 〜恋とHの乱れ射ち〜

Date: Tue, 03 Jan 2006 03:03:32 +0900
From: Fukapon
Subject: 恋Q! 〜恋とHの乱れ射ち〜

 ペンギンにゃ、みなさん。 てひひひひ〜、Fukaponれすぅ。

 新年恒例、積みゲー処理。 2006年の1本目はなんと色物じゃありません!(^^; Meteor 『恋Q! 〜恋とHの乱れ射ち〜』を3巡ほどしましたので、早速レビューです。

 色物じゃない理由は簡単で、これ、BugBugの読者プレゼントで当たったものなんです(^^; そして、感想等を書くモニターシートが同梱されていたので...。 もの書きの端くれとして、原稿用紙を前に逃げることはできません。 ってことで、FIFOのキューに異常処理を施してファーストプライオリティでプレイしました。 それでもこれ、8月号プレゼント、送られてきたのは確か9月か10月...。 ま、まぁ、そりゃアレだ、シャナはメロンパン食べるのに忙しかったんだよ(^^;

あらすじとか設定とか

 順調にモテない、全くモテない、冴えないと言うより悟りを開きそうな主人公、浩一のもとに、恋のキューピッドと名乗る女の子、マナが現れます。 彼女の目的、お仕事はもちろん、主人公と恋人を結ぶこと。 しかしまぁ、予想以上にダメダメなモテないくんと、実は落ちこぼれ、落第をかけて今度のお仕事にかかるキューピッド with エロ専用キューピッドの矢。 波乱の予感が...。

 恋愛候補生は遠縁のお姉ちゃん兼おっとりママ先生 + 眼鏡 = 美咲, 健気で面倒見のいい幼馴染みクラスメイト = 春菜, 元気で明るい下級生兼バイトの後輩ウェイトレス = あすか。 そしてまぁ、お約束、仕事の粗い落ちこぼれキューピッド = マナ。 まぁ、一通りそろってはいますが、中高域に絞ったセッティングですかね。 美咲は25前後、あるいはちょい上ぐらい、マナもお姉さんと言った風情。 あすかも1つ下なので、低域に伸びがないことは否めません。 えー、やる気起きなーい(笑。 しかし低域をバッサリ切ったことは評価できます。 あすかが妙に幼かったりしないので、展開の上でも不要な歪みがありませんでした。 もうね、ロリキャラいないんならいないで割り切れってことですよ。 ロリとしては声高に叫びたい、偽物はいらない(^^;

 人間3人には2種類のエンディング(純愛, エッチ)、マナはハッピー/バッドエンド、共通のハーレムエンドがある模様。 現在のプレイ状況は、1巡目は春菜(純愛ED)で10時間、2巡目は春菜(エッチED)で1時間、3巡目はあすか(純愛ED)で4.5時間ってとこ。 毎度のことですが、1巡目は音声をほとんどすべて聴いています。 よって、これが最大所要時間のはず。
 純愛EDとエッチED、大きく違うのはラストだけみたいです。 片方を観てしまえば、もう一方を観るのは容易。 攻略絡みは後ほどヒントを。

涙なしには語れぬ展開

 さて、もう、いきなり言うか。 泣きましたよ(^^; 春菜でも泣いて、あすかでも泣いちゃいましたよ(^^;;

 てっきりおバカゲームだと思ってたんですけどねぇ。 いやいや、違ったのですよ。 期間は2週間なんですが、前半がおバカ、後半がシリアスです。 Meteorのサイトのあらすじにもそんなことはさっぱり書かれておらず、びっくりしちゃいましたよ。 これは評価の分かれるポイントでしょうね。 予想外の展開が好みに合う人、合わない人ってのが出てくるでしょう。 作る方にしてみればそれも織り込んでの展開なのかも知れませんが、不必要に評判が下がりかねません。 好みの話を抜きにすればよい出来だと思われますので、そんなことで転んで欲しくはないなぁ、と思うわけです。 予感させるとまで行かずとも、伏線を張った宣伝や説明があった方が無難か。

 前半のおバカ展開では、キューピッドの矢でエッチなことし放題(笑。 純真無垢な(装いの)春菜が、街中の店内で浩一に手コキとか、おひおひそりゃねーだろ、と(^^; 教室でオナニーなんて作中の友人、凪原じゃないが「あり得ない」ってヤツですよ。 まぁ、キューピッドが放つエロな矢を避けるような選択をしていけば...、それでも校内でエッチするか(^^;;
 ま、タイトルからも絵柄からも想像がつくように、バカで明るい展開です。 そして、結局のところラブラブなので、甘党の人ならにやにやエッチできるかと思われます。 にやにやエッチエッチ(^^;

 そんな前半ですが、真の見所はエッチじゃないんですなぁ。 浩一の友人として現れる、榊と凪原。 こいつらとの日常がナイスなのですよ。 ナイスとしか言いようがない(^^; かなり現実味のある、1, 2要素をはじいたら現実かもって感じなのです。 こーゆーヤツいるいる、そもそも凪原あたりは私自身から遠くない存在かも...(^^;; おかげさまで世界にしっかりととけ込むことができて、後半のシリアス展開が涙するほどに響くわけですなぁ。 マナも前半はろくでもない友達としてつきあえます。 ヲタなあなたなら、きっとこんな3人との生活に実感が湧くはずですよ(^^;; こんなシナリオを書いたライターは偉いっ。 ぁー、ヲタだから書けたのか。

 ちょうど真ん中にある、浩一の「お誕生日会」を挟んで後半はシリアス展開。 ここからは恋人となる相手によって、テーマの半分が変わってきます。 しかしもう半分は不変で、浩一に課せられる「恋愛の義務」について。 好きになったら、好きだと言ってもらったらしなくてはならないこと。 それをお前は果たせているのか、という内容。 言葉にすると堅苦しいんですが、例えば、よく言われる「ちゃんと『好き』って言葉にした?」とかそーゆー路線ですね。 私が不出来なだけかも知れませんが、誰にでも、ハッとすること、頷いてしまうことがある内容だと思います。 だってさぁ、みなさん、果たせてます? あたしはさっぱりダメなんで、こんなになっちゃったんでしょうねぇ。 まぁ、なんですか、かれこれ10年近く「好き」って気持ちを忘れてしまっていますが(^^;

 そんな後半、もう涙なしには進められないシーン。 それが、榊と凪原の助けであり励ましですよ。 すげーかっこいいんだよ、ホント。 素敵すぎる。 特に春菜とつきあった直後からのある騒ぎで、春菜と浩一を護る二人は最高だよ。 こいつらは浩一同様さっぱりモテない(しかも悟りを開いている、もう手遅れな)奴らなんですけど、「こうありたいな」って憧れるほどです。 私に言わせれば、恋人がどうのよりも、凪原みたいになることのほうがプライオリティの高い目標です(榊は無理^^;)。 外聞なんてどうでもいいよ、正しいと思えることをやろうぜ。 新年早々、思ってしまいますね。 ちなみにそのシーンでは、春菜も凄く強くて、素敵。
 また二人と並んで泣かせるのが、マナ。 彼女は本当に、キューピッドが天職と言うか、キューピッドに向いた才能を持っている子。 彼女が落第なんて、そりゃ評価基準に問題がある(多少は彼女の遊び過ぎもある/笑)。 技術じゃないんだよ、世界を変えるのは心なんだよ。 そう思うあなたなら、彼女のアドバイスに、感涙間違いなしですよ。 ...そうなんだよなぁ、世界を変えるのは心。 それに気づいた今、私もいろいろとやらなきゃなぁ(謎

 展開についてはこの辺にして、多分今回から始まる衣装チェキっ。

幼児体型にとっても厳しい制服

 やはりまず目が行ってしまうのは、赤いジャケットが印象的な制服。 男子制服はありがちな紺のブレザーだというのに、女子制服はこんなにも凝ってますってのが許せませんね。 男子にも着させろ(笑。 そこまで言わしめる女子制服の上着は、どうやらツーピース構成。 胸から下をタイトに魅せるビスチェ風のベスト。 重ねるのはアンダーバストまでと短い丈のジャケット。 特徴は言うまでもなし、胸を強調する立体的なデザイン。 胸と言うより、二つの乳房を強調していると言っていいでしょう。 高校の制服としては最高です。 だって、中学生じゃ足りないでしょ?(ぉ。 でもこんなお洋服、制服じゃなきゃ着られないよ?(^^; 胸部とあわせて肩部にもパフスリーブで柔らかなふくらみを持たせ、バスト以下を細く華奢に魅せる工夫も見逃せません。 普段は華奢で危うい感じ、でも制服を脱いだら、ってのはやっぱり高校生でしょ?(^^;; いやぁ、現実にこの目で確かめたい制服ですなぁ(笑

 そんな夢を叶える一つの手段、コスプレ衣装として作るなら、やっぱり上はツーピース構成でしょうね。 アンダーバストでのつなぎを考えると2枚ともかなりタイトに作らなければならず、結構難しそう。 ぁ、でも、シルエットとしてはステルヴィアの予科生制服に似てるんですね。 型紙流用すれば案外サクッとできるのかも。 作ってみたい気もしますが、あたし、胸ないからなぁ(^^;

 この制服を含め、ヒロインたちのお洋服が割と多種なのは恋Q!の素晴らしいところ。 ウェブでもOPムービーでもそのことにはしっかり触れていて、売りの一つにしているようです。 実際、がんばってると思いますよ。 欲を言えばあと1着ぐらい、普段着が欲しかったんですけどね。 ところであすかの普段着のセンスがあまり好きになれないのですが、みなさんはいかがですか(^^; 狙っているんだとは思いますけど、私は着やせするような、清楚なデザイン/配色が好みですね。 オーキッド(ぉ)とか中途半端な彩度のものではなく、ビビッドに決めちゃった方がよかったのかも(ぉ。 髪の色も彩度低め/明度高めなので、モノトーンでバリッと決めちゃうとか。 ...フェイト・テスタロッサとか言うな(笑。 ぁ、昔は割と、そんな感じだったのかも。

 では、久々にいってみましょ。 甘すぎるヤツ。 と思ったが、今日はあんま甘くない(^^; ちとエッチすぎるという点を除けば、キャラに割と血が通っていて、その辺にいそうな感じがしちゃうんですよね。 むろんそのまんまではいないでしょうが...。 故に、なんつーか、べたべたに甘いってわけじゃ(^^;;

ちょっとお姉さんな春菜

 ごめん、春菜。 僕が好きなのは、春菜。 一番大切だけど、一番大切にできてるのかって言われちゃうと、つい謝っちゃうよ。 ううん、つい、じゃない。 気づくと春菜が二番になっちゃっていることがあるから。 一番に想っていても、一番だって言えないことがあるから。 春菜の一番はいつだって僕で、どんなときでも好きって言ってくれる。 僕も、好き。 春菜のことが、好き。 だからって言い訳にならないことはわかっているけど、好きって言えない弱い自分がいるんだ。 そんなときでも、嫌いにならないで。 自分勝手だけど、お願い。 でも、嫌いって言って。 そんな方法でしか勇気を出せないのは情けないけど、ごめん、好きだよって。 好きだよって言えるから。

 わずか数ヶ月先に生まれたことを理由に幼い頃「お姉さんなんだから」と言われたことを真に受け、今でもずっと、浩一のお姉さんでいようとする女の子。 ありがちですね。 健気で面倒見がよくて、朝一緒に登校しちゃったりする、周りから奥さんと呼ばれちゃいそうな子。 とてもありがちです。 実はちょっとわがままだけどわがままになれない、でもたまにわがままに。 はい、ありがちすぎます。 成績は中程、でもなぜか優等生といって差し支えない彼女。 幼馴染みとしか形容のできない彼女。

 春菜は王道の幼馴染みキャラ。 ただ、あり得ないほどエッチな子(そりゃそーゆーゲームだからね)。 一途に浩一のことを好きで、そのためにならなんだってしちゃう強さに「こんな素敵な子とつきあってるんだ」と思ってしまいます。 もちろん、エッチ以外の場面でも(笑

 ぁー、コメント甘くなーい。 別に彼女に不満があるとかじゃないんですけど、幼馴染みだから。 隣にいて自然なんですよね。 関係が変わる中で頬を赤らめる場面も出てくるけど、やっぱり、すぐにいつも通りになっちゃって。

 ところで春菜さん、スカートは短ければよいと言うものではないぞ。 いや、わかる。 君の気持ちはよくわかるよ。 僕もスカートを履いてやっとわかった、丈を短くする気持ちが(^^; しかし、しかしだな、君は半ば浩一のためにスカートを短くしたんだろ? それなら、浩一の好みってものも考えてくれよ。 リファレンス着装な長さに胸ときめかせていた僕の気持ちはどうなるんだっ! ...ぁー、僕 != 浩一だけどねー(^^;;

 余計なお世話かも知れませんが、春菜さん。 「4時に寝てー、起きたのはー、7時ー。 それからー、べんきょー」は効率悪いですよ。 帰ったら寝ないで24時まで勉強、そこから寝る方がいいかと。 そんなだからまじめなのにミドルレンジの成績しかとれないんです(^^;

 最後におまけで苦言。 春菜シナリオにおける、前半/後半でのあすかの変わり様は不自然。 あすかも浩一のことを一途に好き、浩一のためなら本当に何でもしちゃうタイプなので、前半は顔合わせれば一触即発の状況に陥るのですが...。 なんのエピソードもなく、後半になるとあすかが春菜との仲に協力的になっちゃいます。 この展開は改善していただきたいです。

本当の自分に気づかないあすか

 あすか、別にいいんだよ。 料理なんかできなくたって。 今はできないけど、練習して、僕ができるようになるから。 女の子が料理できなくちゃならないなんて決まり、ないでしょ? お弁当は僕が作って、あーんってしたげる。 だからあすかは、好きな本をいっぱい読んで、素敵なお話、僕に聴かせて。 ねっ。 お互いを確かめ合っていれば、周りなんて、気にならないから。

 さすが下級生。 いや、1学年下じゃあまり関係ないんですが...。 視界の下の方にいる感じが、たまらないんですよねぇ(笑。 ロリとしてはここんとこ、重要なわけですよ。

 そんな彼女には...。 もう、最後はギュッて抱きしめるよ。 おっきなリボンをほどいて、ゆっくりとキスをして「好き」って言うの。 言うよ。 言わせてよっ。
 割と頑固で、妙にまじめで、そしてちょっぴりわがまま。 もうひとつおまけに、ものすごく甘えん坊。 もう、いつでも何でもわがまま言って、甘えて甘えて。 きっと必ず、抱きしめて応えるから。

 一緒にいるときはいつもべったり、浩一もそうしてしまわずにはいられない。 でも本当は、半ば一目惚れした浩一のために何でもできてしまった彼女なんだから、一人で歩いて行けちゃうんですよね。 実際に、想いが通じたあとは、離れるときは離れています。 だからこそ、彼女と一緒にいるために、僕も応える以上のことをしなくちゃって思っちゃいます。 こうやって二人の未来を自然と切り開いてしまうのが、あすかなんでしょうね。

 ちなみに、あまりに派手なエッチの理由もあとでわかります。 とは言え、今ひとつ弱い気がしますがねぇ。 ま、あすかだから、ってことでいいのかな。

ユーザビリティに優れたシステム

 ユーザビリティに優れた、完成度の高いシステムです。 最近は全体的にレベルが上がってるんですかね? まぁ、この程度当然といえば当然なんですが、素直に褒められるレベルです。

 修正プログラム「koiq_patch0909.exe」を適用した状態でプレイしたところ、不安定な場面は一切ありませんでした。

スペック
×なところ
○なところ

 『Lost Passage』に引き続き非常に細かいつっこみ。 OPムービー再生時、勝手にアクティブ(ForegroundWindow)になるのはいただけません。 MCIでもDirectShowでもそうなります。 これって、どうにもできないのか? んなこたぁないと思うんだけどなぁ。

 順序が前後しますが、インストーラは自社製らしいシンプルなもので、最大/最小セットアップ、およびパス指定を可能。 インストールといってもDVD-ROMからファイルコピーして設定ファイルを書いている程度のものですね。 DVD-ROMの容量を考えれば、インストール周りはこの程度が適当でしょうね。 なお、最大セットアップの使用ディスク容量は実測値で3.47GB。

 プレイ環境は今回からちょい変更。 SMPもありふれたものになってきたので、OSを最新に差し替えて希少性を維持(笑。 R2じゃないけど。 次期環境ではEnterprise Editionじゃないと追いつかないことをやりたいけど、んー。 x64にすればStandardでメモリ4GB越えもできちゃいますからねぇ。

CPU
intel Pentium III 600MHz * 2
Memory
1.25GB
Video
Matrox Millennium G550 Dual-DVI + driver 5.95.005
OS
Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition SP1
DirectX
DirectX 9.0c

 ちなみに、恋Q!の返したスペック情報は次の通り。 サポート用に情報を返せるようにしているのだろうが、数字がかなり粗いように見える。 ま、単純なトラブルにおいては十分か。 それ以上になったら何にしろお手上げだろう(^^;

【OS】
    Windows Server 2003 Service Pack 1
【CPU】
    周波数:564MHz
【メモリ】
    2G
【ハードディスク】
    Cドライブ    空き容量:21G    総容量:34G
    Dドライブ    空き容量:19G    総容量:34G
    Eドライブ    空き容量:1G    総容量:8G
    Fドライブ    空き容量:5G    総容量:17G
【DirectX】
    DirectX 9.0(388)
【グラフィック】
    Matrox Millennium G550 - English5
Matrox Millennium G550 - English1
【サウンド】
    YAMAHA DS-XG Audio (WDM)

まとめ

 おもしろいです。 まさに「意外と」おもしろいと言っていいでしょう。 後半のシリアス展開まで含めて興味が持てれば、やって損はなし。 泣きますよ、はい。 とってもおすすめ。

 しかしキャラ萌えできるゲームではありません。 それをお望みであれば、避けるが吉。

 これだけエッチ連発だとアレなんですが...。 お話としては、現役の中高生におすすめしたい内容です。 こーゆーのこそ、未来を決める一助となるべき。

 榊と凪原、マナの心と行動に涙しろ!

 最後に、攻略のヒント。 浮気はするな。 彼女、可愛いだろ?(^^; 自分でエッチに持ち込める場合、矢に頼るか頼らないかをハッキリしておけ。 なお、日付変更時のアイキャッチのキャラは、現在の最有力恋愛候補生ですよ。

Date: Tue, 03 Jan 2006 20:39:53 +0900
From: Fukapon
Subject: Re: 恋Q! 〜恋とHの乱れ射ち〜

 ペンギンにゃ、みなさん。 てひひひひ〜、Fukaponれすぅ。

 引き続きマナ(ハッピーエンド, 2.5時間)と葵, 佐奈のおまけエッチシーンを観てきたので追加レビュー。

 なお、葵と佐奈のおまけエッチシーンは、エッチの前に本当に短いながらもストーリーがくっついてきます。 それぞれ春菜とあすかのEDを観たあとでやると、なかなか感慨深いですよ。 故に、そのあとでしか観られないのか(^^; 葵も佐奈も、劇中では友達としてハッピーエンドを迎えますが、それが恋人になったらという内容です。

可愛いけど似ているマナ

 僕はマナが好き。 自信を持って言え...ないけど。 だって恥ずかしいだもん、面と向かって「好き」とかさ。 想いには、自信がある。 でも、マナはどうなのかなぁ。 マナって、全然「好き」とか言ってくれなかったりするんだよね。 そ、そりゃぁ、エッチなこともいっぱいしてくれて、嫌いってわけじゃないと思うんだけど...。 でも、やっぱり不安になるんだよ。 好きでいてくれてるのかな、って。 ...ぁ、これってマナもそうなのかな? じゃぁ、今度は、せーので言お。 「好きだよ」って。

 マナには「泣かないで」と言われましたが、当然のように泣いてしまった(^^; だ、だって、好きな人とお別れかも知れないんだよ? そりゃ泣いちゃうよ。 あたし、弱いんです(ぉ

 冴えない浩一とは違い、立っているだけでも絵になる可愛いマナ。 性格に難はあれど...(笑。 だから落ちこぼれなんだよ...。 ってのは、恋愛面に出てきます。 なんか、似てるんですよ(^^; お互い素直になれないけど、素直になれないからと言って反動で何かしてしまうわけでもない。 流れに乗って進めればそれでいいや、みたいな。
 それでもさすがは恋のキューピッドですから(?)春菜やあすかとのストーリーとは違い、ダメダメな浩一が思い悩み、大切なことに気づくような展開にはなりません。 割とあっさり、ハッピーエンドに辿り着きます。 知らずのうちに、助けちゃうってのがマナなんですよ。 きっと。

 マナのお話では、彼女との出会いで起きた不思議の種明かしがなされます。 総じて本線と言うよりは、背景を描いたサイドストーリー的なニュアンスが強い内容ですね。 2巡目からしか彼女とのEDが観られないようになっているのは、そーゆーことなんだと思われます。 春菜やあすかのストーリーで勘がよければある程度気づく種なので、そっちをやってから、もしやと思いながら(私はそこを気にせずにやってましたが^^;)やるのがいいのかも知れません。

 彼女、やっぱり優秀なキューピッドなのですよ。 とゆー解釈もできるお話でした(^^;

 なお、マナEDへ進むには途中まで、他の誰かのストーリーに乗っかっている必要があります。 むろん、複数に手出ししててもいいのですが、今回は美咲ルートに乗ってみました。 ...美咲みたいなお姉ちゃん欲しいっ(笑