空帝戦騎 〜黄昏に沈む楔〜

Date: Sun, 27 Apr 2008 21:08:43 +0900
Subject: ゲームレビュー
From: takeshi hora

 みなさまこんにちは。 ハムです。 ゲームレビューを書きます。

やったゲーム
空帝戦騎 〜黄昏に沈む楔〜
ブランド
エウシュリー
あらすじ
エウシュリーのページでも見てください

 さて、やった感想です。 (私はガウェン編をやったので、それを書きます)
 ストーリーの大まかな流れとしては以下の通り

 記憶を取り戻すため、各地を回る→空賊であるため行った先々で警備隊等と戦闘を行う→それに勝利し、自分の記憶をたどる手がかりあるいはマップをつかむ

 この中の「警備隊等と戦闘」というのがこのゲームのメインとなります。 イメージとしてはミッション達成型人生ゲームを想像してくれるとわかりやすいかも知れません。 ルーレットを回して表示された数字だけすすみ、停まったところのイベント(一回休み、敵と戦うetc)をこなしつつ、ミッション(決まった場所に敵より早くたどり着く、相手を殲滅etc)を達成すればオーケー。 となるわけですがですが、敵がかなり強いため、戦い方をかなり工夫しなければいけません。 (これについては後述)
 また、ミッションをこなすだけだとトゥルーエンドにはなりません。 トゥルーエンドにたどりつくためには、フィールド上の特定の場所で発生するイベント、あるいはアイテムを手に入れる必要があります。 ただし、それらは大体ミッションとは関係ないか、そのイベントあるいはアイテムを手に入れようとするとミッション達成が困難になるところにあるため、一週目はクリアする事だけに全力を傾けることをお勧めします。 というのも、二週目以降はクリアしたセーブデータをそのまま引き継ぐことができる上に、ミッションを省略できるため、純粋にストーリーを楽しむことができるからです。 (重要なイベント、アイテムをゲットするかどうかも、ミッションを省略するかどうか選ぶときに併せて選ぶことができます。)

 さて、後回しにしていた戦闘についてですが、戦闘の形式はカードバトルです。 攻撃方法や威力、命中率が記されたカードを選び、相手にダメージを与え、最終的に相手の耐久力を0にすればこっちの勝ち。 また、戦闘は1回に3ターンであるため、それで決着がつかない場合には、「総ダメージ数」「1ターン当たりのダメージ数」「船員一人当たりのダメージ数」を比べて優勢な方が勝利とみなされます。 勝てばお金やカードを得ることができ、負ければお金やカードを失うこととなります。
 カードにはランク(E,D,C,B,A,S)があり、強力な威力を持つカードであればあるほど高いランクとなります。 そのカードを使うためには船員自身のランクが使うカード以上であることが求められます。 んで、船員のランクを上げるためにはひたすら戦闘を行って経験値を稼がなければなりません。 つまり、戦闘を最小限にとどめてミッションをこなしていると、終盤に泣きを見てしまいます。
 因みに、船員は五人までつけることができます。 ガウェン編では主人公と仲間二人がいるため最初から三人ですが、途中で船員カード(いろいろいます)を得たときに入れることができます。 戦闘時には、船員数=攻撃回数となるので多いに越したことはないのですが、ランクの低い船員を入れた場合、相手を撃沈できなかったとき「船員一人当たりのダメージ数」が下がるので、「総ダメージ数」「一ターン当たりのダメージ数」が拮抗した場合負けることがあるのでご注意。
 ついでに言うと、船員は特殊能力をもっておりランダムで発生します。 中には一発で劣勢をひっくり返すものもあるので、せっぱ詰まったときにはそれをあてにして戦闘に臨むというのもありかもしれません。
 と、ここまで書くと「ランクの高い船員を揃え、高い威力をもつカードを使えば勝ち」という図式となるのですが、船自体の性能も当然に戦闘を左右する要素になります。
 レベルが上がれば船体改造によって船の性能を上げることができますが、その性能は「対空」「水平」「対地」と三つに分かれます。 実はこのゲームは高度の概念があり、例えば相手より相対的に高いと「対地」能力が用いられます。 (逆に相手は「対空」能力が用いられます。) つまり、自分の船がどの分野に優れ、相手の船がどの分野で弱いかというのをふまえて戦闘に臨まないと、船員やカードで優勢であっても思わぬ苦戦を強いられることがあります。 因みに相手より高い位置に陣取った方が戦闘では有利です。 カードも対地の方が強力なカードが多いかな。