Date: Tue, 19 Sep 2000 20:23:20 +0900
From: Fukapon
Subject: 眼鏡っ娘は可愛いの
サクッとMINA『レンズの向こう側…』のエンディングを観ることができましたので、恒例のレビューです。
まずストーリー。
とにかく眼鏡っ娘が好きな大学生、大樹。
女の子は眼鏡をかけるだけで可愛くなると固く信じている彼の元に、変わった眼鏡が転がり込んでくる。
...しゃべる眼鏡。
話を聞いてみれば、その眼鏡を女の子にかけさせると願いが叶うという。
アレな願いが。
その瞬間から、彼の大学生活は、エキサイティングなものになる...。
はぁい、本題。 内容についての感想などを。
シナリオは短いです。
2,3時間で終わるでしょう。
標準的なAVGで、特に目新しいところもありません。
主人公の行動を何度か選ぶとEDへ辿り着きます。
普通の大学生活を過ごす中で、チャンスがあれば眼鏡をかけさせるだけ。
単調な内容です。
ゲームシステムも標準的なもの。
でも、2つだけ特徴があります。
1つはエッチシーンで相手にかけさせる眼鏡が選べること。
もう1つはストーリーリプレイモードがあること。
セーブデータを選ぶと、そのセーブポイントまでたどったストーリーを再生してくれます。
ED直前でセーブしておくと面白いかも。
他に特別な点はなし。
なお、音楽、声ともにWAVE再生。
プレイ中にCD-ROMが使われることはありません。
はい、終わり。
...のわけないでしょ（^^;
私も、主人公の大樹同様、眼鏡っ娘好きでしてね。
いやぁ、このゲームには共感できる部分がたくさんあります。
どんな状況においても眼鏡っ娘の素晴らしさを力説する姿は、涙ものです。
いるんですよねぇ、眼鏡っ娘の素晴らしさを理解できないヤツ。
ゲーム中でも、現実でも、許し難いものがあります（^^;
彼らの感覚は、人間に進化しきっていませんね（^^;;
まぁ、とにかく共感できる主人公なのですが、唯一、どうかなと思う点が。
ちょっと感情的すぎるぞぉ〜。
強がりを言う女の子には、笑って対応が基本だ!（^^;;
それでまだ突っかかってくるヤツは、へこませて良し（笑。
そんなヤツに眼鏡をくれてやる必要などないっ（爆
数少ないシステムの特徴の一つ、眼鏡選択システム。
これは凄い画期的ですよ。
このゲームのファンタスティックさを128倍にしてますね（^^;
まず、選択画面では「みゅぅ、どれだ、どれが似合うかにゃぁ〜っ」と悩み抜いて選ぶ。
その後、眼鏡っ娘になった女の子を見て一喜一憂するわけですねぇ。
この、シビアな選択をする瞬間がたまりません。
でも待ってください、一喜なら良いですが、一憂となった場合はどうしましょう。
大丈夫、即シナリオ回想モードへ。
ここでは眼鏡再選択が可能なので、3種類全てをかけさせて、どれが似合うかを試せるわけです。
いやぁ、やっぱり、全部試してみないとわからないものですなぁ。
意外性、ってヤツがありますから（^^;;
さて、まとめ。
一般的には、プレイする価値のないゲームです。
強引なストーリー、単調な内容。
良いところはありません。
...しかし、特需は大あり（^^;
眼鏡っ娘好きのあなた、そう、そこのあなたです。
眼鏡っ娘好きなあまり、自分の眼鏡まで「女の子がかけたら可愛いだろうな」とゆー基準で選んでしまったそこのあなた（私だ/笑）。
やりなさい、今すぐ（^^;
眼鏡っ娘好きならば、そんなストーリーだとかはどうでも良いはず。
あの子に眼鏡がかけられる、そこだけに大きな価値を見いだせるはずですもの（爆