今日の妹たち: PS2: 恋人は亞里亞ちゃん 2

Date: Mon, 31 Mar 2003 22:04:18 +0900
From: Fukapon
Subject: 今日の妹たち: PS2: 恋人は亞里亞ちゃん 2

 ペンギンにゃ、みなさん。 てひひひひ〜、Fukaponですぅ。

 それが約束でなくても。

 紛らわしい表記となっておりますが、PlayStation版『Sister Princess 2』のレビューです(^^; 先ほど「恋人は亞里亞ちゃん」EDを観ることができましたので、愛を込めて書きましょーっ。

 基本的にはPlayStation版『Sister Princess』の延長線上にある後日談と言えます。 まぁ、当然と言えば当然なんですけどね(^^; ただし、前作のEDは迎えていないという設定で開始される、と言ったところでしょうか。 すでにマーガレットティアラをつけてあげているのに、今度は妹としてこれからもなんて話ではおかしくなりますので、これも当然のことではありますな(^^;;

 亞里亞ちゃんのお話に関しては、この「後日談」という部分が非常に重要になってきます。 そうです、じいやが最初から好意的なのです(笑。 じいやからの全幅の信頼を得ている亞里亞ちゃんの兄やとして夏休みをスタートします。 さらに亞里亞ちゃんも成長したからか、あまり泣きません(^^; この二点から、亞里亞ちゃんと夏休みを過ごそうとしたとき、なんか物足りなく感じてしまうかも知れませんね(笑。 ま、兄やであれば、亞里亞ちゃんの笑顔でしっかり満たされ、そんな感覚はどこかへと消え去ること間違いなしではありますが(爆

 そんな成長した亞里亞ちゃんにとって、兄やといる時間の意味とは。 兄やとずっといるために、自分に課した試練とは。 裕福な家庭に育ちながらも、最も大切なもののない世界で生きてきた亞里亞ちゃん。 たった一人で生きてきた亞里亞ちゃん。 そんな亞里亞ちゃんが今、共に歩きたいと思う相手を初めて見つけ、手を取ろうとしている。 そのことに気付いた兄やは...。 言うまでもありません。 亞里亞ちゃんと手をつないで、一緒に笑って、新しい世界へと歩いていくのです。 兄やにできることなら何でもしてあげる、そう心に決めて...(はぁと

 残念ながらまだ恋人EDしか観ていないのですが...。 ん〜、EDに関しては前作の方が良かったかなぁ(^^; ずっと亞里亞ちゃんと一緒だよ、と心に決めたシーンはありますが、なんと言いましょうかねぇ。 最後の最後で思わず笑ってしまうようなシーンがあるのが問題なのかなぁ...(^^; 「兄妹じゃなくなったら、何になるの?」と、亞里亞ちゃんらしいと言えば、亞里亞ちゃんらしいかな(^^;; 前作でじいやが説明したときも、亞里亞ちゃんは同じようなことを言ったのだろうか(^^;; ...可愛いっ(爆

 総じてあっけなかったですね(^^; まぁ、たった1ヶ月の夏休み中にとんでもない波瀾万丈があってもどうかとは思いますが(^^;; 開始時の亞里亞ちゃんとの関係のまま、夏休みの終わりまで進行し、ちょっとした出来事であっさりthresholdを超えてハッキリとした恋人になる、って感じです。 ですから、ゲーム中にドキドキしたりする(笑)場面ってのはありません。

 さて、この辺でシスプリ全体のことを。

 前作に続き、本作でも科白には問題があると言わざるを得ませんねぇ。 妹たちの科白は問題なくなったんじゃないかと思うのですが、兄やの科白は...。 第三者的な雰囲気の科白が多い。 非常にいただけませんねぇ。
# 兄やは泳げないんじゃないのかーっ、ってのもありますが(笑

 システムの出来はなかなか良いです。

 前作に比べて、安定性はあがったんじゃないでしょうか。 少なくとも現在のところ1度もフリーズしていません。 OP/EDムービーで音飛びがするようなこともありませんな。
 そして、やはり前作で今ひとつだったCG閲覧機能も改善されています。 EDへと到達していない妹のCGも閲覧可能。
 新たに実装されたシナリオ履歴表示機能もちゃんと動作し、便利ですな。

 しかし問題がないわけではありません。
 単純にシステムの問題というわけではありませんが、相変わらずのメール返信手順はもう少し考えていただきたいものです。 メールを読んだら直後に返信しなくてはならない仕様だと、複数の妹から誘いがきたときに困るんですよ...。 そりゃむろん、亞里亞ちゃんのお誘いは最優先で受けますが、その他のは平等に入れたいわけで...(笑。 まぁ、読む順序を変えることである程度解決はできますけどね。

 さぁ、来月からは「妹は亞里亞ちゃん」ED、そして「恋人は鞠絵ちゃん」EDを目指すぞっ(爆