2000年、最高のアニメ作品に贈られる賞。
	"Best Animation 2000"
	 BA2000選考委員会メンバー全員が このフォーム に従い投票を行った。
	 3ポイント獲得。
	 接戦を勝ち抜いたのは、そつなく票を集めた作品となった。
	ポイント内訳は「Better」の1ポイント票が3票で合計4ポイントとなっている。
	 ストーリー重視の展開が受けた、の一言に尽きよう。
	原作のファンサービス的な悪い面をばっさりと切り落とし、非常にシリアスなものに仕上がっていた。
	その中でも主役Λuciferの各メンバーはさりげなく光っており、ストーリーだけ、とならなかった点も評価が高い。
	[K島T氏]
	 咲也かっこよすぎです。あのさらっと鳥肌たつようなくさいセリフをいえるのがすごい(^^;
	「おまえは俺の風だ*1」(爆
	[M實先生]
	 もはや語ることもあるまい。これほど原作を忠実に反映させずに成功したアニメはないであろう。
	ほとんどの原作先行のアニメは単行本のイメージを忠実に反映できず、視聴者の賛同を得ることができないでいる。
	このジンクスを打破した点、高く評価したい。
	[Fukapon]
	 しっかり楽しめるものでありながら、自然に近いストーリーを評価。
	主役であるΛuciferを、わざとらしい逆境にさらしたり、極度の幸福に巡り合わせたりしなかったのが良かったのでしょう。
	また、そのストーリー展開の素晴らしさは、原作と対比することによってさらにハッキリします。
	『少女コミック』への連載漫画としての原作は悪くはないのでしょうが、アレをそのままアニメにしたら大ハズレだったでしょう。
	とにかくベッドで押し倒される相根を見るのは、1,2度で十分ですからね(^^;
	原作をガラリと変えて、Λuciferを真の主役にした点も、高く評価できます。
	 そして、これを忘れてはなりません。
	FEEL*2の曲を多数使用したこと、これが個人的には気に入っています。
	 獲得ポイント、五十音順。『幻想魔伝 最遊記』は3ポイント、その他は2ポイントずつ獲得。
	 『幻想魔伝 最遊記』はポイント上で『KAIKANフレーズ』と並んだが、得票の幅広さで『KAIKANフレーズ』に劣り、次点となった。
	 ポイント内訳は、『幻想魔伝 最遊記』が2ポイント票と1ポイント票をそれぞれ1票ずつ。
	『BLUE GENDER』が1ポイント票を2票。その他3作品は2ポイント票1票。
	 明らかに女の子受けを狙っていながらも、ストーリーや演出にも手抜かりのない『幻想魔伝 最遊記』。
	少女の成長をしっかり描き、安定した展開を魅せた『コレクター・ユイ』。
	地上波にはないマニアックなアプローチの『NieA_7』。
	キャラは救いようもなかったが、激しい展開が受けた『BLUE GENDER』。
	暗いだけではないシリアスな展開を終始続けられた『無限のリヴァイアス』。
	 昨年にもまして、いずれも「ストーリーの出来の良さ」が売りになった作品ばかり。
	アニメ放映数が減少傾向にある昨今、求められるものが生き残っていると言うことかも知れない。
	[M實先生 = 幻想魔伝 最遊記]
	 絵や雑談シーンに関しては非常にくだらない部分を多く持っているので私的に大賞としなかったわけだが、
	保志君*3の微妙な悟空の声など、惹かれる部分があったのも確かだ(^^;
	[K島T氏 = 幻想魔伝 最遊記]
	 次点の『KAIKANフレーズ』と悩みましたけど、過去の作品より現在進行形ということで『幻想魔伝 最遊記』が私の一押しです。
	この女の子受けしそうなキャラクターに惚れましたねぇ(^^)
	ストーリーは可もなく不可もなく、1話とばしても十分ついていけました(^^;
	最遊記の何がいいって、もちろんEDのCHARCOAL FILTERです!(下川み○には勘弁...)
	[Fukapon = コレクター・ユイ]
	 派手さこそなかったものの『コレクター・ユイ』を今年最高の作品として推薦します。
	今年、第2期が放映される前はとても心配でした。
	第1期以上の素晴らしい作品になるのかどうか、と。
	第1期ではまだまだ幼さを残す春日結が、コレクター・ユイとして大人になっていく姿があまりに良く描けていました。
	それを越えるのは容易でなかろうと思ったのですが、やってくれました、NHK。
	第2期も文句なしです。
	ユイとは違った面で幼さ、むしろ成長できなかった面を残したコレクター・アイこと篠崎愛の成長日記は嫌みなくシリアス。
	冷たいとしか言いようのないコレクターアイが笑ったときは、思わず涙しましたね。
	...実はコレクター・アイのファンだし(^^;;
	[O福監督 = NieA_7]
	 渋いのを持ってきてみました。
	世界観といいクオリティーといい申し分なしでした。
	オフィシャルサイトも割としっかりしてたし、何といってもOP/EDが非常によかった。
	未だCDを入手できていないのが残念でならない。
	最近やさぐれ気味だった宮村優子*4さんと、今年急浮上(個人的に)の川澄綾子*5さんの演技がいっそう作品を引き締めた。
	[Fukapon = BLUE GENDER]
	 濃ゆく激しすぎるキャラに1ポイント(^^;
	ハードボイルドなストーリーは決して悪くなかったのですが、最終回がアレでは...。
	1回前が実質的な最終回でしたね。
	...私の睡眠時間を返して欲しかったよ(^^;;
	[O福監督 = BLUE GENDER]
	 BLUE GENDERは一深夜アニメとして見逃しそうになったが、
	くさいまでの主人公たちに対する演出に感服し優秀作品としてあげてみた。
	[M實先生 = 無限のリヴァイアス]
	 個人的には多分一番好きだった。
	今年の後半はちっともアニメ自体をみていないので評価が偏っているかもしれないが、出来として、そして物語的なものを含めて*6、
	全ての面で最近では一番面白く見ることが出来たのではないだろうか。
	 ここ最近服部克久*7の進出がすごく目立つ。もちろんこの作品もそのひとつな訳だが、
	やはり聴いていて耳にすんなり入ってくる曲を使うことで、多くの視聴者を魅了したことであろう。
五十音順。それぞれ1ポイント獲得。
	[O福監督 = エクセル▽サーガ*8]
	 エクセルはあそこまでよくやったと激励の意味を込めて。
	しかし決して低レベルな作品ではなかっとフォローしておく。
	できの良さをかき消してしまうぐらいの三石・南コンビのプロの仕事ぶりが印象的であった。
	また、宣伝ユニット「エクセルガールズ」も企画ものとしては最高の働きをしたといっていいだろう。
	[K島T氏 = カードキャプターさくら]
	 やっぱりこれがなくちゃ一年を締めくくれないでしょ!
	雪兎さんにふられて、傷心のさくらちゃんも可愛いです(爆。
	これからは小狼くんがライバル*9です〜。
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